T's通信 2003年 12月号 | |||||||||||
本当に早いもんですね一年って。もう12月ですね。今年は皆様にとってどんなお年でしたか?今年も僕にとっては新しい講習生の方と出会いがあったりメンバーの方々と世界の色んな海に繰り出して色んな出会いや思い出ができました。本当に今年もええ年でした。有難うございました! 2004年もメンバーの皆様とまた新しい出会いと感動の瞬間を求めて世界の色んな海に繰り出す予定でございますので、皆様来年もこりずに宜しくお願いしますね。(^―^) それでは最近行ってきた世界の色んな海の中でもダイバーが行きたい海で必ず5本の指に入ると言うマレーシアのセレベス海に浮かぶシパダン&マブールのツアー報告にまいりましょうか? 時は11/22土。われわれT’sAREAの愉快な仲間達を乗せたマレーシア航空053便が定刻の11:30に飛び立ちさあ今年もシパダン&マブールに行くでー!と張切って乗り込んだのですが、よう考えたらこの飛行機はクアラルンプールまででその後コタキナバルまで国内線に乗り継ぎその日はコタキナバルで一泊。翌早朝タワウまで国内線で飛びそれから車でセンポルーナ港まで走りそこから船に乗ってマブール島に着いたのは翌11/23日の朝9:00でした。お疲れっす! しかしいつもながら貧乏性いやアクティブなT’sAREAの面々です。今回のお宿マブール水上コテージにチェックインした後さっさと海パンに着替えていざマレーシアのセレベス海へ! ビーチからのチェックダイブ「マブールのパラダイス1」を皮切りに「シパダンのタートルパッチ」「パラダイス1」「マブールのイールガーデン」「シパダンのバラクーダーポイント」「シャークアベニュー」「マブールのパラダイス2」「パラダイス2」「パラダイス2」「カパライの2ndブイ」「シパダンのバラクーダーポイント」「ドロップオフ」の合計12ダイブとよー潜りましたわ。 「マブールのパラダイス1」と「パラダイス2」は水上コテージの目の前のポイントです。 「1」の方はまっすぐ沖だしの砂地のスロープのポイントでさかさまに泳ぐ変なやつのへコアユ、日本にいるトウアカクマノミの親戚のホワイトチップドアネモネフィッシュ、タイヤやヤシの木の小さな魚礁にはケラマハナダイのハーレムやイバラダツのカップル、桟橋の下には黄色いクマドリイザリウオなど。「2」は長いサンゴ根と砂地が続くところでこのサンゴ根と砂地にはいっぱいの生物がひそんでいました。 サンゴ根にはニシキテグリ、ニシキフウライウオ、オイランヨウジ、スレンダーパイプフィッシュ、ハシナガチョウチョウウオ、スポットネイプバタフライフィッシュ、スパインチークアネモネフィッシュ。砂地にはゴールドスペックジョーフィッシュ、ギンガハゼがあちこちにいたりして相変らずのマクロ天国ぶりで、彼らレア物や地元ならではの生物たちに会えて今回も「マブールにきたでー!」と言う感じがしました。 「マブールのイールガーデン」ここは島の南側にあるサンゴのスロープを下って行くとフラットな砂地が広がるポイントで名前の通りガーデンイール(チンアナゴ)がいっぱい砂地から顔をだしています。この砂地はハゼ天国でもありましてネジリンボウ、ヒレナガネジリンボウ、メタリックシュリンプゴビー、ギンガハゼなどが共存していました。サンゴ根のほうに行くとちょうど可愛い盛りのクダゴンベ、ハダカハオコゼ、イロイザリウオのトリオがお出迎えしてくれました。 「シパダンのタートルパッチ」「バラクーダーポイント」砂地とサンゴとがれ場のスロープのポイントでここはマブールと対照的に1m級のカンムリブダイやギンガメアジの大群、ブルーと黄色が鮮やかなウメイロモドキの大群、そして彼らを狙っているこれまた1m級のロウニンアジやホワイトチップなどのサメの仲間達、あちらこちらにいるアオウミガメ、ナポレオン、バラクーダーなどの大物たちの歓迎を受けこれまた「シパダンにきたでー!」と感じた瞬間でありました。 「カパライの2ndブイ」水深16mのミズガメカイメンにはコシオリエビの仲間のピンクスクワットロブスター、ニセアカホシカクレエビ、オランウータンクラブ、ハナヒゲウツボ、カミソリウオのカップル、ゴールドスペックジョーフィッシュ、名前の分からないウミウシ多数などマブールに近いせいかここもマクロ天国でした。 ラストダイブは「シパダンのドロップオフ」ここはシパダン一番のメインストリート(?)前のビーチのまん前のポイントで名前の通りー5mから一気にー900mまで一気に落ち込むドロップオフのポイントです。そんなところですから何が出てきてもおかしくありません。以前来たときは4m位の大きなマンタが出てきましたしジンベイザメも出現したこともあります。ギンガメアジの大群やバラクーダー、ナポレオン、ホワイトチップ、アオウミガメはもちろんレギュラーですし小物のレアもんもアケボノハゼ、ニチリンダテハゼ、オドリハゼ、クダゴンベなどが結構浅い水深で会うことができました。そうそう日本の沖縄では西表島でたまーにしか見ることができないアデヤッコがあちこちで見れたのでビデオにしっかりおさめてきました。 それと今回はイベント尽くしになりました。まず藤本順さんと上月美栄子さんが晴れて9月に入籍されたのでそれじゃあ!ということで我々ダイバーの聖地でもある海の中の水中結婚式をしようやないかいと言うことになりみんなでお祝いしました。お二人さん、これからもナイスバディでお幸せにね!それとお父さんこと中出紘一さんがついに300本達成しました。そして上月美栄子さんも見事100本達成しました。ご両人様、本当におめでとうございます!これからも素敵でおちゃめなダイビングを重ねてくださいね。勿論その晩はみんなで祝杯をあげて...は言うまでもありませんよね。 こうして無事T’sAREAシパダン&マブールツアーも無事終わりました。本当水上コテージはお洒落で快適だし食事もデザートも日本人好みで美味しかったし、ダイビングサービスのミキさんをはじめエイコさん、ヒロさん、スーさんなどのスタッフの方々も親切だったし、セレベス海の海の中も素晴らしかったし、そして何より今回参加して下さったメンバーの皆様のおかげで最高に楽しいツアーになりました。本当にありがとうございました。これでT’sAREAと僕に海での素晴らしい思い出がまたひとつ増えました。今回参加できなかったメンバーの方々も次回はぜひご一緒したいですね。きっと素晴らしい思い出ができますよ(^−^) そして忘れちゃ困る!我々のホームゲレンデ、南紀、四国の太平洋側ではただ今水温23℃前後とまだまだ暖かく透明度は平均15〜20m、良い時では30mを超えるときもあります。これからどんどん透明度が良くなってダイバーの特権無重力の遊覧飛行がとっても気持ち良い時期ですね。生物もメチャ多いですよ。今四国の柏島の砂地はハゼ天国でヤシャハゼ、キツネメネジリンボウ、ヒレナガネジリンボウ、ネジリンボウ、ホタテツノハゼ、ヤノダテハゼなどがあちこちに。南紀の串本の冬季限定ポイント「アンドの鼻」もいよいよオープン!今シーズンはどんなレア物君に会えるでしょうか?南部の浅瀬のサンゴ礁では相変わらずソラスズメダイが乱舞していてその美しさたるや本当にうっとりです。そしてこれから冬にかけてはメチャ可愛いイザリウオの仲間やピカチュウやカンナなどのレア物から普通種まで色んなウミウシに会えるようになります。どうです皆さん?やはり器材を片付けている暇はないみたいですよ。年中無休にしてくれる偉大な黒潮とドライスーツに感謝しながらさぁベストの海にノ〜ンビリと繰り出しましょうか! |
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今月の愉快な仲間たち
ささやかなプレゼントを送らせていただきます )^o^( |