T's 通信 2月号

それにしても、月日が経つのは早いですね。、2024年が明けたと思っていたらもう2月ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

新年早々、大変な災害・事故が起こりましたね。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。

お正月早々の出来事で本当に気の毒でなりません。
被害の映像を見て29年前に経験した阪神淡路大震災の悪夢が蘇ってきました。
これだけは経験したものでないと分からない不自由で辛いものがあります。
特に神戸も水道やガスなどのライフラインが長い間不能になり辛かったです。

被災者の皆様、まだまだ寒い日が続くので大変でしょうがくれぐれもご自愛しながら頑張って下さい。
きっといつの日か元の生活に戻れますから。
そして復旧に携わる全ての皆様、くれぐれもご自愛しながら被災者の方々のために頑張って下さい。
宜しくお願いします!m(==)m

阪神淡路大震災の時は全国の皆様に助けていただいたので、今回は今後僕に出来ることは無いか?自分なりに考えて少しでもお役に立てればと思っています。

2024年は大災害から始まってしまいましたが、今年は辰年。十二支で唯一空想の生き物龍(ドラゴン)は

・昇り龍はすべての運気が上昇する

・天から地上に降りる降龍(くだりりゅう)は幸福を届ける

・願いを叶える如意宝珠という玉を持っている

中国では「運気上昇、富と幸福をもたらす」とされており、干支の中で最も縁起が良いとされています。
この縁起を担いで、今年は全ての皆様にとって健やかで素晴らしい年になりますように!!(^ー^)


海の中にも龍(ドラゴン)にちなんだ生き物がたくさんいます。
そこでここからは景気づけに我々のホームゲレンデ日本海や四国や南紀など近場の海や海外の海で見られる龍に因んだ生き物を紹介したいと思います。

龍(ドラゴン)にちなんだ海の生き物として真っ先に思い浮かぶのが「タツノオトシゴ」の仲間
「竜の落とし子」という表現がまさにぴったりのユニークな体形をしており、我々ダイバーにも大人気です。

ひと口にタツノオトシゴといっても、「タツノオトシゴ」「ハナタツ」「イバラタツ」「サンゴタツ」「タカクラタツ」のほか、最大20cm以上になる「オオウミウマ」や、爪先ほどの大きさの「ピグミーシーホース」など、いろいろな種類がいます。メスがオスの育児のうの中に産卵し、ふ化して稚魚になるまでオスが保護。稚魚になるとオスの育児のうから産出されるというユニークな生態から、安全祈願や夫婦円満のご利益があるともいわれていますので、今年もぜひ会いに行きましょう!(^^)


左から「ハナタツ」「イバラタツ」「オオウミウマ」「ピグミーシーホース」「ハチジョウタツ」

英名で「dragonet(竜の子)」と呼ばれるのが「ネズッポの仲間」。確かに、小さなドラゴンのように見えますね。ダイビングで見られるネズッポの仲間には、「ニシキテグリ(Mandarin dragonet)」、「ミヤケテグリ(Mayer's dragonet)」、フィリピンやマレーシア、インドネシアなどで見られる「ピクチャードラゴネット/スポッテッドマンダリンフィッシュ(Picturesque Dragonet)」などがいます。ニシキテグリやピクチャードラゴネットは、サンゴの隙間やその周辺で観察することができ、色鮮やかな体色のため水中写真の被写体としてもとっても人気がありますよね(^^)

   
左から「ニシキテグリ」「ピクチャードラゴネット」「ミヤケテグリ」「イッポンテグリ」

只今南紀や四国の太平洋側の海は黒潮の影響で水温は20度近くあり、透視度も20m前後ととっても気持ちが良いですし、メッチャ癒されてしまいます。
そして上記のタツノオトシゴやネズッポの仲間にも出会えますのでぜひ皆様、近々この癒しの海にご一緒させて下さいね~!(^^)/