毎年言っていますが1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」と昔の人はよく言ったものです。
2017年も明けて早もう3月になってしまいました。月日の経つのは早いですね(^−^)


3月と言えば季節は春。春といえば神戸ではイカナゴのくぎ煮ですが、和歌山ではイワシの子供の生シラスが食べられる時期なんです。

先日の17日に、田辺市磯間の湊浦漁港と言うところで女性たちが運営する「湊浦漁協食堂」が3月4日にオープンするのを前に、名物「生しらす丼」などを関係者らにPRのために振舞いました。


田辺湾内を漁場とした和歌山南漁協湊浦支所のシラス漁は、全国的にも珍しい無動力船を使った伝統的な船曳網漁で行われています。

しかし、20年前には約100トンだった漁獲量は、平成28年は5分の1の約20トンにまで減少。海流の変化や親のイワシの激減などが影響しているとみられています。

そこで魚価の安定や所得増を図り地域の活性化にもつながればと、同支所女性部(中本京子部長)が「獲れたての新鮮な生シラスを提供する食堂」の開設を企画。

市の補助も得て漁港の荷さばき所を活用、調理場は倉庫を改修してオープンさせることになったそうです。


メニューは「生しらす丼」と釜揚げした「しらす丼」、釜揚げと生の「ハーフ丼」で、いずれもみそ汁が付いて800円(税込み)。 

今後はサイドメニューも作り、営業日も増やしたいそうです。

この日は、田辺市長や市職員、漁協関係者ら約60人がしらす丼に舌鼓。酢飯におろしショウガを使ったしらす丼に「おいしい」「生臭さがまったくない」と大好評だったそうですよ。


僕は田辺や南部にダイビングを楽しんだ後、このシラス丼を食べたことがありますが、本当にメッチャ美味しいんです!(^^)

南紀の海にダイビングを楽しんだ後、この春の南紀の風物詩のシラス丼を頂く、そして温泉にでも浸かろうモンなら、ダイバーになって良かったどころか、生きてて良かった〜!って思えます。

このような何度でも美味しいこれからの春の海にぜひ近々一緒に繰り出したいですね!(^^)


それでは先日この気持ち良い春の海を楽しんできた南紀南部と須江の海で出会ってきた生物達の写真を載せましたので、ぜひ見て下さい!(^−^)>


    
    

T's通信 3月号