ただ今深場にはクメジマオトヒメエビという珍しいエビがいます。
姿はオトヒメエビなのですが、全体が白く背中に赤いラインがあるのが特徴です。
僕は初めて見たのですが、南部の「ショウガセ」の凄さを感じました(^^)
そして周りには相変わらず深場が好きなスジハナダイやアカオビハナダイやサクラダイなど美しいハナダイの仲間達で賑わっていました。
その深場の綺麗どころと別れてドロップオフの壁の色取り取りのソフトコーラルを眺めながらゆっくり浮上していくと、根の上一面と言ってよいほどのキンギョハナダイの乱舞です。
オレンジ色ですが桜吹雪のようで本当に美しかったです。
そのキンギョハナダイに混じってカシワハナダイの群れもいて、その中の雄が異様に興奮して体色を変え猛烈に雌達にアピールしていました。
勿論キンギョハナダイの雄達も同じことをやっていました。
それもそのはず、この時期はハナダイ達の産卵の時期なのです(^^)
と言う事で相変わらず「ショウガセ」は深場も浅場もとっても賑やかで楽しかったですよ(^^)v
2本目は「ハナレ」
今回はいつもの砂地には出ず岩盤と根の周りを潜りました。
と言うのはただ今岩盤と根の周りには海のアイドルがいっぱいいるからです(^^)
岩盤には茶色と黄色のコケギンポがユニークで可愛らしい顔を小穴から出していたり、イソギンチャクにはオドリカクレエビのカップルが棲み付いていたり、小さな根には可愛いサイズのオレンジのイロカエルアンコウが潜んでいたり、根の壁のソフトコーラルにはユニークで可愛いハナタツが付いていたりしました。
いつもながら彼らに出会えたときは、メッチャ幸せな気分になるのは僕だけでしょうか?
今回もウミウシの仲間も多く、キイボキヌハダウミウシやクチナシイロウミウシ、ムラサキウミコチョウ、キイロウミウシなどに出会えました(^^)
それからはメインの根の上では、ここもオレンジのボディが綺麗なキンギョハナダイやブルーが鮮やかなソラスズメダイの群れがカラフルなソフトコーラルに絡んで本当に身も心も癒されてしまいました。
最後は、根の上でマツバギンポやコケギンポとお約束の安全停止をしてからみんなでご機嫌さんで浮上しましたよ(^−^)
と言う訳で、この南部を含め太平洋側の海は只今海の中の生物がいっぱいです。
そしてその海の生物達に囲まれているうちになんか知らない間にとーっても癒され、めちゃ元気になってくるんですよね〜!これが!v(^ー^)v
ぜひこれからの気持ち良い初夏の海にご一緒させて下さいね(^^)>