最終日の1本目は阿嘉島の南側の「前浜」
ここも白い砂地に大小の根が点在する沖縄らしいところで、大きなアオウミガメの遭遇率が高いポイントです。
今回残念ながらウミガメはお留守だったのですが、根の上や周りには、スカシテンジクダイやキンメモドキの大群、色鮮やかなヨスジフエダイの群れやキホシスズメダイやデバスズメダイなどのTHE沖縄のスズメダイの仲間や、シチセンチョウチョウウオやフウライチョウチョウウオやフエヤッコなどのチョウチョウウオの仲間達、それにどこからともなく現れたグルクン(クマザサハナムロ)の大群。そして彼らを狙う大きなカスミアジの小編隊が現れたりしました。
そしてここでのスペシャルは、なな何とパンダツノウミウシに出会えたことでした!
メッチャ久々に見た白黒のパンダ模様のこの美しいウミウシにしばし見とれてしまいました。
2本目は「男岩」でドリフトダイビングです。
座間味島の北側の沖合いにそそり立つ高さ70mの断崖絶壁の巨岩が「男岩」
そのままー30mまで落ち込むドロップオフは迫力満点でした。
潮通しが良いので、イソバナなどのソフトコーラルが壁面に咲き乱れ、キンギョハナダイやカスミチョウチョウウオの群れが、抜群の透明度の良い海をバックに乱舞するものですから、爽快でエキサイティングなダイビングを楽しめました(^^)
ただ今ここはイワシの大群が沸いていて、彼らをカツオやイソマグロ、ツムブリの回遊魚たちがしきりにアタックしているシーンに出会えました。
彼らのアタックをかけるときのスピードはまるで弾丸のようでとても迫力がありましたよ。
3本目は「ヤカビ・トンネル」
ここは阿嘉島の北西にある屋嘉比島(ヤカビジマ)の北側にあるポイントで、名前の通りトンネルが走り回る地形のポイントでした。
トンネルはお約束の天穴から差し込むお天道様の光のカーテンが美しくうっとりしながら通過していくと、これまたお約束のキンメモドキやハタンポの群れが光のカーテンに絡んで二度うっとりでした。
少し進んでいくと今度はお約束じゃないホワイトチップ(ネムリブカ)の登場でビックリするやら嬉しいやらでした。(沖縄ではサメに出会うのは珍しいですからね)
そしてここの浅場はただ今モンツキカエルウオがあちこちで見られ、ここでもみなさんマイモンツキを見つけてはデジカメでパチパチ撮影会をやっておられました。