T's 通信 2月号
それにしても、月日が経つのは早いですね。2015年が明けてもう1ヶ月が経ってしまいました。

気象庁の予報では今冬は暖冬と言うことだったのですが、予想が外れて次々に大きな寒波がやって来て、暖冬に慣れていた我々にはちょっときつかった今冬、皆様いかがお過ごしでしょうか?

しかし季節は確実に春に向かっております(^ー^)

日本列島は木枯らしが吹いていますが、本州の南端の南紀は、さすが南国です。
暖かい陽光と偉大な黒潮の影響で春の代名詞「菜の花」がもう咲いています。

そして南紀の春といえば梅ですよね。「一目百里、香り十里」と言われる日本一の規模を誇る南部梅林は、花の咲き揃う2月半ばにはあたり一面に梅の香りが漂い、その花弁で一帯が純白のベールに包まれます。

その南部で今年も1/24土〜3/1日までの間「南部梅林まつり」が行われます。

まつり期間中の土・日曜、祝日には、紀州梅林太鼓の演奏、もち投げ、お茶会(野点)、梅茶サービス、梅の種飛ばし大会などさまざまなイベントが開催されます。

ちなみに今年の見ごろは2/10〜20だそうですよ(^^)


我々のホームゲレンデ、南紀や四国の海の中も、今年も熱帯魚の幼魚達が偉大な黒潮に乗ってフイリピンや沖縄などからいっぱい流れ着いていて、とっても賑やかですし春の力強さを感じます。
それに日本近海生まれのイトヒキベラやクマノミなどの幼魚達がホンダワラやサンゴやイソギンチャクの間で群れているので相変わらず温帯熱帯折衷状態で、本当に珍しい環境が広がってます。

これはいつも申しておりますが、黒潮のおかげで世界でも類の無い生態系や濃い生物層を作り出してくれてるんですね。

いつもながらそういう海に潜って彼らの生き生きした生態を見てるだけでこちらまで生き生きしてきて元気になれるんですよね〜!(ダイバーの特権ですよね!)

そして我々ダイバーはこれからの元気な春の海に気持ち良くダイビングした後は、日本一の梅林で梅のお花見をして、ツルツルになる南部温泉に浸かって帰ったり、宿泊出来る時は美味しい海の幸の夕食にビールで乾杯です!あ〜幸せ!(これもダイバーの特権ですよね!)

ぜひこのようなこれからの一粒で何度も美味しい春近場のツアーにご一緒させて下さいね!(^^)


それではこの辺で、新春早々春黒潮の発祥の地、フィリピンのアニラオツアー報告にまいりましょうか(^^)v