その後はドロップオフの壁沿いを浅場に向かって流していったのですが、その壁には色とりどりのサンゴがびっしり付いていて、そのカラフルなサンゴの壁にクダゴンベやメラネシアンアンティアス、シチセンチョウチョウウオやミカドチョウチョウウオやミナミハタタテダイなどのチョウチョウウオの仲間やタルボットダムゼルやローランドダムゼルやヤマブキハゼなどのスズメダイの仲間、ラボックスフェアリーラスやクジャクベラなどのベラの仲間、ニシキヤッコやサザナミヤッコ、ソメワケヤッコなどのキンチャクダイの仲間など書き出したらきりがないほどの色とりどりの熱帯魚達が乱舞していたものですから本当に癒されまくりでした(^^)v



その後、リゾートに帰って美味しいランチを頂いた後、部屋で昼寝をしてから(これがまたメッチャ気持ち良い!)夕方から3本目「ダキエダ」、に潜りました。


ここはユビエダハマサンゴが群生するポイントで、只今ニシキテグリの交配&放卵・放精が見れるということだったので皆で繰り出してみました。

ポイントに着いた時は、まだ明るかったのですが、エントリーしてユビエダハマサンゴの周りに着底してしばらくすると段々薄暗くなってきました。

するとサンゴの間をチョロチョロする生物が目に入ってきました。

ニシキテグリです!そしてしばらく我々にその美しいボディを見せたり隠れたりしているうちに、いつの間にかカップルになって雄が雌を胸鰭に乗せて上昇していくあの有名なシーンを惜しげもなくあちこちで披露してくれました

個人的に僕は始めてこのシーンを見ることが出来たので、メッチャ感動しました!

無論バチバチ撮影したのは言うまでもありませんが感動と興奮で手が震えてぜんぜん良い写真が撮れませんでした!(TーT)
が、僕の目にはしっかりと焼き付けてきましたので、その模様を聞きたい方はぜひショップに遊びに来て下さい!(^−^)>

後で写真を見るとサークルドラゴネットのカップルが同じような産卵行動をしていたり、ニシキテグリとサークルドラゴネットのカップルが産卵行動をしていたことが分かって二度ビックリでした。

ニシキテグリとサークルドラゴネットのハイブリッド(混血)が生まれたらどんなテグリになるのでしょうか?そんなことが繰り返されるとまた新しい新種のテグリの仲間が出来るのでしょうか?

こういう生物の不思議な生態に比較的簡単に遭遇できるのもまたダイビングの魅力の一つですよね。

「やっぱり海の中って面白いよね!」と、リゾートの美味しい夕食とサンミゲルビールを頂きながらアニラオの海の話で盛り上がりました(^−^)
2日目1本目は「ソンブレロ」

ここは、リゾートから南西にバンカーボートで約20分のソンブレロ島にあるポイントでその名もそのまんまの「ソンブレロ」

アニラオNO.1のサンゴと熱帯魚の癒し系ポイントであります。