千年サンゴの間には、イセエビやアカマツカサやホウセキイントキなどの暗がりが好きな生物や、オキナワベニハゼやイチモンジハゼ、アオイソハゼなどの小動物の格好の住家となっていました。

ここは千年サンゴだけでなく回りは色んなサンゴが生息していて、そのサンゴ礁にはトノサマダイ、ヤリカタギ、タキゲンロクダイなどのチョウチョウウオの仲間、ここの岩盤の隙間にもオキナワベニハゼ、イチモンジハゼ、ミズガメカイメンにはアオイソハゼやアカホシイソハゼなどのイソハゼの仲間やカサゴやカゴカキダイなど、この週もまるで和洋折衷のお弁当のように温帯の生物と熱帯の生物が見れとってもお得なダイビングでした(^^)v

このへんが偉大な黒潮の恩恵を受ける日本の太平洋側の海の素晴らしいところですね。世界屈指の生物層を誇るんですよ(^^)

そしてウミウシや甲殻類の仲間達も多く、岩盤にはコイボウミウシやニシキウミウシ、ウデナガウンバチなどのイソギンチャクの仲間やナガレハナサンゴやにはアカホシカクレエビやカザリイソギンチャクエビ、イソギンチャクモエビなどが見られ、これもとっても得した気分でした(^^)v


2本目は「内湾」の対岸の「ビシャゴ」

ここは色んな種類のサンゴが群生するスロープが続くとっても沖縄ぽいポイントで個人的に僕のお気に入りのところであります(^^)

この沖縄っぽいサンゴのスロープを下りていくと千年サンゴほどは大きくないのですが、結構大きなコブハマサンゴがあり、このサンゴの小さい穴の渕にミナミギンポが卵を産み付けて守っていました。
穴の周りの卵が真珠のネックレスのようでとっても可愛かったです。

あちこちあるミズガメカイメンにはタキゲンロクダイの幼魚がチョロチョロしていたり、ハリセンボンやカサゴが乗っかっていたり、表面にはタツノイトコやウミタケハゼの仲間が潜んでいたりと、とってもユニークなシーンを見ることが出来ました。

相変わらずサンゴやソフトコーラルが美しく、それらにタキゲンロクダイやヤリカタギやトノサマダイ、ミゾレチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間や、ソメワケヤッコ、レンテンヤッコ、キンチャクダイ、アブラヤッコなどのキンチャクダイの仲間やイトヒキベラ、クロヘリイトヒキベラ、などのベラの仲間やクロユリハゼやツノダシ、クロホシイシモチの大群やコロダイの群れなどが、とっかえひっかえと絡むものですから、今回も知らず知らずに心身共にリラーックス&癒され〜のでしたよ(^^)

浅場では、相変わらずブルーが鮮やかなソラスズメダイやオレンジが鮮やかなキンギョハナダイやカシワハナダイがいーっぱい湧いていて(?)これも本当に美しかったです(^^)

このように四国や南紀の太平洋側の海は水温も26〜27℃と暖かいですし、サンゴや熱帯魚達は生き生きしてとっても活気があります。

ぜひこれからのこの活気溢れるベストシーズンの海に一緒に繰り出しましょうね!(^^)v

こういう海に潜っていると我々もついついつられてとっても元気が出てくるんですよね〜(^^)

もちろん今回も常宿の「民宿砂美」のめっちゃ美味しい夕食とデザートを頂いて、水陸共に&心身共に満たされて帰ってまいりました(^ー^)>