2本目は「ムーラン」

ここも祖納から近くのポイントで、地形がダイナミックで面白いところでした。

岩盤に裂けるように開いた穴から進入すると、中はL字のトンネルになっていてその中から出口の穴を見るとブルーの穴がとても綺麗でした。

そのトンネルにはそれ以外にも上や横にあちこちブルーの穴が開いていて、それらの穴に大きなリュウキュウイソバナやダイバーが重なるとこれまたとても幻想的でした。

穴から出ると岩盤にサンゴ礁が広がり、こういうところはやはり色取り取りの熱帯魚がつきものです。

ナンヨウハギやフウライチョウチョウウオ、セグロチョウチョウウオ、ハタタテハゼやクロユリハゼ、タテジマキンチャクダイやサザナミヤッコ、シテンヤッコ、ヘラルドコガネヤッコやアサドスズメダイ、ルリホシスズメダイ、ヒメスズメダイ、ネッタイスズメダイやヒフキアイゴなど書き出したらきりがないほどの熱帯魚達が我々の初日の与那国島ダイブを歓迎してくれました。
2日目も南西の風が強く、島の南側は波が高かったので、北側に繰り出しました。(でもこれは夏の風なので気温は高くお天気も結構良かったのでとても快適でした)

先ずは「離れ岩」ここも透明度がすごく良く飛び込んだ瞬間「気持ちいい〜!」でした。

そしてここも地形が面白く、大きな岩の下のトンネルに入っていくと、壁や天井にはイソバナなどのカラフルなソフトコーラルがいっぱい付いていてそれらをライトで照らすと真っ赤になりこれがブルーの穴にとっても綺麗でした。

ふと穴の窪みを見ると、ピンクのハダカハオコゼがユラユラしていました。相変わらず目が輝いていてこれまたとっても綺麗でしたよ。

トンネルを抜けると段々流れが出てきてサンゴと岩盤の上をみんなで気持ち良くドリフトして行きました。(ちょうどPADIドリフトダイバーコース開催中だったのでええ感じでみんなで流されましたよ)

ええ感じで流されていくと、前方に「離れ岩」が見えてきました。
この岩の壁面には大きなリュウキュウイソバナがいっぱい付いていて、それらにクダゴンベやタカサゴスズメダイやヤマブキスズメダイやキンギョハナダイやアカネハナゴイや勿論我々ダイバーも絡んでとても絵になりました。

2本目は「六畳ドロップ」
ここも島の北側にあり、地形がダイナミックなポイントでありました。

あちこち穴やトンネルやクレバスがある棚の上をみんなで流れに乗ってドリフトダイビングを楽しみました。棚の上や穴やクレバスには、色んな生物が住み着いていました。

ハタタテハゼやクロユリハゼ、ナンヨウハギやタテジマキンチャクダイやサザナミヤッコの成魚と幼魚やヘラルドコガネヤッコやニシキヤッコ、アカネハナゴイやカシワハナダイ、キンギョハナダイ、サンゴにはフタスジリュウキュウスズメダイやタカサゴスズメダイ、セナキルリスズメダイ、イソギンチャクにはハナビラクマノミやセジロクマノミ、穴にはシモフリタナバタウオなどが見られましたよ。

3本目は風が少しおさまって来たので、いよいよハンマーヘッドシャーク狙いの「西崎」

エントリーして、さらに海の色が群青色なのにビックリ!その群青色に中に我々ダイバーがドリフトしている様はとってもカッコよかったです。

カッコいい〜!と自賛していると、シルバーの大きな物体がゆっくり体をクネクネしながら我々に近づいてきました。

「で、出た〜!」体長2〜3mのハンマーヘッドシャークです。

群青色の海にはダイバーもいいですが、やはり彼らが一番です!メッチャカッコよかったですよ!

この日は、5頭の小編隊でしたけど、みなさん大感動してくれました(^−^)v