2本目は「七又アーチ」

ここもメッチャ透明度が良くてまるで水が無く皆さんが空中に浮いているように見えるほどでした。

みんなでわくわくしながら、ここの名物の大きな洞窟に入っていくと、中には複雑に入り組んだケーブやアーチがあちこちあり、それらから差し込む光は本当に神秘的で思わず下地島の「アントニオガウディ」と言うポイントを思い出してしまいました。

あまりの美しさにしばし言葉を失いました。(なに?水中やから当たり前ですって?いやぁそれほど美しかったってことですよ(^^))

そしてこの大きな洞窟から出て行くときの群青色の大き穴が何と美しかったことか。
その大きな群青色にみなさんがシルエットとして浮き上がりました。
あまりの美しさと静寂さに今度は鳥肌が立つほど感動しました(*^^*)

僕の大好きな下地島の「一ノ瀬ホール」に負けず劣らずの感動ポイントでした。
この日も台風15号の影響が残っていたので昨日と同じく宮古島の南側に繰り出しました

と言うことで最終日の1本目は「牛さんありがとう」

名前の通り「牛さんありがとう乳業」のシンボルの牛の像のすぐ近くのポイントなのでそう言う名前が付いたそうです。

ここも宮古島を代表する地形のポイントで壁には縦穴や横穴があちこち開いたホール状の大きな洞窟が有名な所です。

中に入ってみると、ここも天井の穴から光のカーテンが美しくその光を我々ダイバーやアカマツカサやハタンポなどの魚達が纏うように浴びながら泳ぐ様子は本当に美しかったです。

それもそのはず。このホールに差し込む光で青色に輝く海はここの地名を取って「博愛ブルー」と称されるほど美しいと言うことでした。

ええ海を見せて頂き、「ありがとう」でした。

ラストダイブは「ガオー」

さぁラストダイブです。ここは壁に「ガオー」と言っているような口に見える穴が開いているのでこういう名前が付いたそうです。

ここはドロップオフありのケーブや亀裂ありのサンゴ礁ありの水路ありのガレ場ありのと色んな環境が揃った宮古島らしいダイナミックでそしてマニアックなポイントでした。

こういうところにはやはり色んな生物が生息しています。

ドロップオフやサンゴ礁ではシテンヤッコやイロブダイやバラフエダイやヨスジフエダイ、ヒフキアイゴやグルクンの大群から始まり、

ケーブや亀裂ではツバメタナバタウオやアオギハゼ、クレナイニセスズメやウコンハネガイ。

水路のガレ場ではルリホシスズメダイやメガネスズメダイ、オビテンスモドキやベニヒレイトヒキベラ、ナミダクロハギ、ヒメテングハギなどの色んな幼魚達がまるで海の中の保育園のように集まっていました。

最後はサンゴ礁の上でのんびりフィッシュウォッチングです。

オキナワスズメダイ、レモンスズメダイ、ヒメスズメダイ、アサドスズメダイなどのスズメダイの仲間やセグロチョウチョウウオ、ゴマチョウチョウウオ、チョウハン、イッテンチョウチョウウオ、フウライチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間。それに最後にまた沖縄の県魚グルクンの仲間達が川の流れのように次々に現れてくれました。

まるでわれわれのラストダイブに名残を惜しむように(^^)
みんな本当にありがとうね〜!!