残暑お見舞い申し上げます。 それにしてももう9月だと言うのにこの暑さはどないです?まだまだ酷暑が続く今日この頃、皆様如何お過ごしですか?

先日サッカー女子ワールドカップ(W杯)で初優勝した日本代表「なでしこジャパン」の国民栄誉賞の受賞が決まりました。団体で初。スポーツ界では2000年シドニー五輪女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子さん以来となりますが、球界からの受賞者は王貞治氏と衣笠祥雄氏の2人しかいないそうです。

そういえば、候補にあがった野球選手がもう一人いました。1983年、当時の世界記録となる通算939盗塁を達成した福本豊氏です。当時の中曽根康弘首相からの打診に対し、「そんなんもろたら立ちションもでけへんようになる。」
いかにも関西人らしいと言うか福本氏らしい独特の断り方で周囲を驚かせたことを思い出しました(^^)

お話がちょっと脱線してしまいましたが、なにはともあれ「なでしこジャパン」の皆様!本当におめでとうございました!m(==)m

夏休みが終わり9月の声を聞くと、もう夏も終わりで寂しいなぁ〜!と思ってしまいますが、
ところがどっこい!われわれのホームゲレンデ、南紀や四国の海には、これからはあの偉大な黒潮がまともに流れ込んでくるので透明度も水温もグーンと上がってきて、太平等側の海の中の真夏はこれからなんですよ!
そして何より魚影が濃くなってきて、一番賑やかになるのもこれからの時期です。

もう夏も終わりだから、器材を片付けようとしているのは、だれです? 海はこれからですよ(^^)
さぁこれからのベストシーズンの海に一緒に繰り出しましょう!身も心もグネグネに癒されるんですよねぇ〜!これが!(^−^)

と言う訳でこの辺で「さぁベストシーズン到来や!」と繰り出した「南紀南部ツアー」リポートに参りましょうね!
T's通信 6月号
先日の8/27土曜日に日帰りで南紀南部にファンダイブに行ってまいりました
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この日の南部は台風11号と12号が沖縄と小笠原の近くにいたせいか、うねりが高かったですが、ここはアクティブなT’sのメンバーです。 元気いっぱいの真夏のお天道様の日差しを浴びてとっても気持ち良いダイビングをしてきましたよ〜!
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1本目は「ショウガセ」

週半ばの豪雨と、この2つの台風のうねりのせいか透明度は良くなかったのですが、海の生物は元気いっぱいでとっても活気がありました(^^)

ドロップオフではキホシスズメダイやコガネスズメダイ、ヒマワリスズメダイなどが群れていて今回もとっても沖縄っぽい景色が広がりました。

そのスズメダイ達をかき分けて南の根の窪みに行ってみると今回もスミレナガハナダイの幼魚がいました。まっ黄色のボディにつぶらな瞳がとっても可愛かったですよ(^^)

そしてドロップオフの渕をうねりに身を任せて気持ち良く遊覧飛行していくと、イッテンフエダイに良く似たクロホシフエダイの群れや、イサキの大群がやニザダイの群れが次々と現れ、なかなか迫力がありました。

根の上に上がってみると、イソギンチャク畑やその周りにはクマノミやミツボシクロスズメダイやソラスズメダイやキンギョハナダイやカシワハナダイがいっぱい群れていたり、オグロクロユリハゼやクロユリハゼの幼魚達が群れていたり、根の穴にはフトスジイレズミハゼやスジタテガミカエルウオが可愛くひょうきんな姿や顔を見せてくれたりしてとっても華やかで愛らしくて、彼らを見ているうちに段々と癒されてしまいました(^^)


2本目は「ハナレ」

先ず、砂地に下りて行ってハゼ探索でしたが、今回はうねりが砂地まで影響していたせいか残念ながらほとんどハゼの仲間は出ていませんでした。

その代わりにと言っては何ですが、砂地の小岩には大きなセミエビがくっついていたり、ビロードトゲトサカにはイソコンペイトウガニが上手に擬態していたり、岩盤には黄色いコケギンポが顔を出していたり、岩の下にはコウイカの幼体がボディを変色させながらホバーリングしていたりして色んな海のユニークな生物に出会うことが出来ました。

そしていつもの水路には、相変わらずキンメモドキの大群が軟体動物のようにグネグネ動いて、それを狙ってハナミノカサゴが様子を窺ってホバーリングしていたりしてちょっと緊張感を感じるシーンが見れました。

根の上の浅いところに帰ると、うねりが強くなっていて、体が大きく揺さぶられたのですが、キンギョハナダイやソラスズメダイやハタンポの大群に囲まれながら、彼らと一緒に大きなブランコに乗っているようでこれはこれで妙に楽しいものでした。

最後はこれまた毎度お馴染み、根の穴から顔を出していた可愛らしいマツバギンポと安全停止をしてから、皆さんとご機嫌さんで浮上しましたv(^^)v