先ず1本目は「阿真ビーチ前」

ここは座間味島の南側にある真っ白い砂地にサンゴ礁が点在するメチャ癒し系のポイントで、その周りには色取り取りの熱帯魚達が群れていました。

夕方の4時頃のエントリーにもかかわらず、やはり7月の真夏のケラマです。お昼間のような強烈なお天道様が差し込んで、真っ白い砂地やそこに棲むサンゴや熱帯魚達を満遍なく照らしているものですから、とても明るく一段と躍動感あふれる水中世界が広がりました。

サンゴ根の上には只今旬のデバスズメダイの成魚や幼魚の大群が覆いかぶさるように群れておりました。

真っ青な海に彼らの真っ青なボディとサンゴと真っ白い砂がとっても美しかったですよ。

こう言う水中風景を見ていると、心身共に癒されていき、メチャ幸せな気分になり、今回も沖縄に来たんやなぁ〜!と感じる瞬間でありました(^^)v
2日目1本目は「アゲナシク アダン下」に潜りました。

ここも真っ白い砂地にサンゴ根が点在のケラマを代表する癒しのポイントであります。

サンゴ根にはケラマハナダイやカシワハナダイやハナゴイののハーレム、ウメイロモドキの幼魚の群れやキンメモドキの群れが共存し、うっとりするほどの美しさでした。

少し離れた根のイソギンチャクにはオレンジに白のラインが鮮やかなカクレクマノミと、透明エビのニセアカホシカクレエビが一緒に棲んでいたりしてとても可愛かったですよ(^^)

2本目は「サクバル漁礁」

阿嘉島の南側にあるポイントで、ケラマでは珍しくドロップオフのダイナミックなところでありました。

このドロップオフの窪みには僕の大好きなハナゴンベがたくさんいて、ズングリとしたオレンジの美しいボディを恥ずかしそうに見せてくれました。

根の渕や中層には、ブルーが鮮やかなハナゴイや、黒のボディに尾びれが白いアマミスズメダイや、和歌山県にも多い尾びれが黄色いキホシスズメダイの大群が我々を取り囲むように群れていて、その彼らと、澄み切ったブルーのケラマの海と、そして我々ダイバーがマッチして本当にウットリしてしまいました。

浅い棚の上には、見事なサンゴ礁が広がり、その上や周りには、色取り取りの熱帯魚がいっぱい棲み付いておりました。

ハタタテハゼやクロユリハゼがあちこちいっぱいいてとっても可愛かったです。

サンゴの間にはセダカギンポの幼魚や、岩の隙間にはクモウツボや、上にはトサカリュウグウウミウシやイシガキリュウグウウミウシなどが色んな海の生物が見れてとっても楽しかったです。

3本目はガヒ(嘉比)島の南側の「ガヒ ブツブツサンゴ」

浅い船下に皆で集合してから、なだらかなスロープを下っていくと、真っ赤な大きなリュウキュウイソバナが2箇所付いているところがあり、そのイソバナの付いている小さな根は、小魚の格好の棲家になっておりました。

ハナゴイの幼魚やウメイロモドキの幼魚、ナミスズメダイやアサドスズメダイの幼魚が真っ赤なイソバナに絡んでとても綺麗でした。

幼魚達だけでなく、ハナゴイやナミスズメダイやアサドスズメダイの成魚やケラマハナダイやキンギョハナダイのハーレムが同じくこのイソバナに絡んでとっても美しかったですよ(^^)

そして名物の大きなブツブツサンゴ(コモンシコロサンゴ)ではグルクン(クマザサハナムロ)のメッチャ大きな群れが我々の周りを行ったり来たりしてくれメッチャ圧巻でした(^^)