皆様、2010年明けましておめでとうございます!!m(==)m

去年も色々ありました。バンクーバー五輪、サッカー南アW杯、上海万博、チリ鉱山落盤事故、食べるラー油ブームなど去年も色々ありました。

その色々あった中でも僕にとって印象に残ったのは、去年の6月14日満身創痍で見事地球に帰ってきた惑星探査機「はやぶさ」でしょうか。
主エンジンの故障や燃料漏れなどの深刻なトラブルを乗り越え、世界で初めて小惑星「イトカワ」の微粒子を地球に持ち帰りました。

さてみなさん!この「はやぶさ」の持ち帰った微粒子を分析することで何が分かるのでしょう?

小惑星「イトカワ」は太陽系が誕生した約46億年前の姿を今も保ち続けています。と言うことはこの小惑星の物質を分析することによって、我々の太陽系の歴史や成り立ちについて新たな発見が期待できるし、もし有機物が含まれていれば生命の起源を辿る材料になるかも知れないそうです。

素晴らしいじゃありませんか?ロマンチックじゃありませんか?これから本当に楽しみですね(^^)

海の中も同じように神秘的でロマンチックですよね。宇宙と同じでまだまだ分かっていないことがいっぱいあります。

そう言えば先日「さかな君」の大発見がありましたよね。(海ではなく湖のお話ですが)

環境省のレッドリストに掲載され、絶滅したとみられていた秋田県の田沢湖の固有種「」クニマスが山梨県の西湖で生存していたことが、「さかな君」の報告がきっかけで始まった京都大学の中坊徹次教授(魚類学)らの調査で分かりました。クニマスの生息確認はなんと70年ぶり。

レッドリストに絶滅種として記載された魚が再発見されたのは初めてのことだそうですよ(^ー^)

いつも言っておりますが我々ダイバーはホント幸せ者ですよね。

宇宙と同じように無重力を楽しめますし、ロマンチックな想像を膨らますこともできますし、そして何より大自然の雄大さに触れ、癒されそしていやなことも忘れさせてくれ、元気を与えてくれますものね。

そして宇宙に飛び出すのは大変ですが、我々ダイバーは海に潜リたくなったらいつでも繰り出せますものね(^^)v

今年も皆様とこの偉大な母なるロマンチックな海に夢や想像を膨らませながら、リラックスしにそして癒されに、繰り出だすつもりでおりますので、これからもどうぞ懲りずにお付き合いのほど宜しくお願いします!!m(==)m

それではここらで母なる海でリラックス&癒された2010年最終のツアー「南紀南部ツアー報告」にまいりましょうか!
T's通信 6月号
この日の南部は、お天気は晴天!海はベタ凪&透明度が抜群に良かったので、とっても身持ち良いダイビングをしてきましたよ〜!v(^^)v

と言う訳で1本目は「ショウガセ」、二本目は「ハナレ」に潜りました(^^)

気温も高かったし、ドボンと飛び込むと「あっ、温う〜!(^^)」と感じました。

それもそのはず。偉大な黒潮と温暖化のおかげで水温はまだ21℃もありました。

それに透明度も良かったのでブルーの海の色がメッチャきれいやなぁ〜!と思いながらみんなで潜行して行きました。

ショウガセでは只今ハナダイの仲間達が多いと言うことで先ずはショウガセの根の下のオオカワリイソギンチャクが群生しているところまで潜っていきました。

するといましたいました!先ずはアサヒハナゴイの幼魚です。幼魚でも成魚と同じくボディの紅い朝日柄がとっても美しかったです。

お次はフチドリハナダイの♀!淡い紫色のボディと薄黄色い頭部が妖しい美しさでした。

この辺りのレギュラーのサクラダイやスジハナダイも負けていません。ライム色のオオカワリイソギンチャクと絡んでドキッとするほど美しかったです。