2本目は「ブルーコーナー」
パラオと言えば、世界のダイバーが認める、ここブルーコーナー。
潜行すると、先ず豪快なドロップオフに感動、そのドロップオフの渕を掴むと、「パラオ劇場」の始まりです。
ドロップオフの下から湧き上がるように現れるギンガメアジのやマダラタルミ、オオメカマスの大群、それに銀色のボディがメチャカッコいいグレーリーフシャークが彼らをかき分けて次々と登場です。
そうしていると、丸太棒のような巨大なイソマグロがズドーンと我々の前を通っていきました。
棚の上には、大きなナポレオンやロウニンアジやホワイトチップなどがシレ〜っと登場してくれました。
何と言うところでしょう!開いた口が塞がらず、レギュレーターを手で押さえながらみんなで浮上しました(^^)
3本目は「ジャーマンチャネル」
その昔ドイツ人が掘ったと言われるここジャーマンチャネル。
この水路にはマンタが集まることで有名なスポットです。
水深15m付近にマンタのクリーニングステーションが点在するので、今回もそれらのステーションをみんなで順番にマンタを探して移動しました。
しかし今回は残念ながら、マンタは登場てくれなかったのですが、、その代わりに中層にはミナミイスズミの大群、クマザサハナムロやユメウメイロ、マダラアルミの群れ、バラクーダーやオニテングハギの小隊、砂地にはチンアナゴのコロニーやタツノハトコ達が我々を楽しませてくれました(^^)
2日目1本目は、ウーロン島のすぐ西側にある「シアストンネル」に潜りました。
コリンズエンジェルフィッシュなど、レア物が豊富なことで人気のスポット。水深25mにトンネルの入り口があり、中は大きなホールになっています。
先ず皆で抜群の透明度の中、サンゴ礁のドロップオフを下って行くと、我々にトンネルの入り口を教えてくれるかのようにギンガメアジの群れが溜まっていました。
彼らをかき分けてトンネルに入ってから後を振り向くと、何と透明度が良いのでしょう!
ブルーの穴とギンガメアジのシルエットがメチャ美しくて暫し見とれてしまいました。
ホールの中に入って、砂地にはアケボノハゼやボルケーノシュリンプゴビー、ヤノダテハゼ、シコンハタタテハゼ(ヘルフリッチ)などがあちこちいて二度びっくり!
暫しマクロ生物と遊んだ後は、トンネルから抜け出し、今度は透明度の良いドロップオフを遊覧飛行しました。
壁には色取り取りのサンゴ礁やソフトコーラル、それらに色取り取りの熱帯魚達が絡んで三度美味しいダイビングでした。
ドロップの壁の小さな穴の中の砂溜まりにいたニチリンダテハゼも可愛かったですよ(^^)