「今年も残すところあと何日」と言う言葉をそろそろ聞くようになる今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日新聞に「南紀沖に異変、季節外れの熱帯魚」と言う記事が出ておりました。
それによると、かつては生息していなかった数多くの熱帯魚が今年の海水温の上昇にともない、数や種類が増加、越冬する魚も増えてきていると言う記事でした。
昭和46年から付近の海水温を記録している串本海中公園水族館の小寺昌彦飼育員は「当時と比較すると、海水温は約2度も上昇している」と言っておられたそうです。
確かに、我々も年間を通して南紀や四国の太平洋側を潜っていてそれは感じますね。
例えばハゼの仲間では、ほとんど見れなかったヤシャハゼやホタテツノハゼが、ハナダイの仲間では、ケラマハナダイの♂やハナゴンベ、スミレナガハナダイや、スズメダイの仲間では、ハマクマノミなど挙げだしたらキリがないほどの熱帯魚達が見れたり越冬したリしております。
サンゴの種類もスギノキミドリイシ(エダサンゴ)など熱帯性のサンゴの仲間も多くなり沖縄っぽくなってきたように思います。
これは我々ダイバーにとってはありがたいことなのですが、この環境の変化はこれから地球にそして我々人間にどのような影響が出てくるのか「?」です。
我々ダイバーは、これからも水中を楽しみながら、この環境の変化を観察していきたいと思っています。
それでは先日,環境の変化を観察?しながら、水中を楽しんできた、「T’s AREA マレーシア カパライツアー」報告に参りましょうか(^^) 今回は、マレーシアのボルネオ島の東に浮かぶカパライ島に行ってまいりました(^^)>
時は11/19水。関西空港にAm9:00頃に集合してさぁ行くぞ!とみんなで日本を出発して、クアラルンプール経由でコタキナバルに入り、この日はここで一泊。
次の日の早朝から飛行機でタワウまで飛んで、車でセンポルーナまで移動して、そこの港からスピードボートで、今回の目的地カパライ水上コテージに着いたのはAM10:30頃でした。
何とお洒落で雰囲気のある水上コテージでしょう!
熱烈なスタッフの歓迎を受けてウエルカムドリンクを飲みながら、スタッフから宿泊やダイビングの施設や段取りの説明を聞いて、早速ビーチからチェックダイブを兼ねたファンダイブにレッツゴー!でした(^^)/
何とお洒落で雰囲気のある水上コテージでしょう!
セレベス海を独り占めしたようなロケーションの中で、われわれのテンションもがどんどん上がって行き、潜りも潜ったりで合計11本も潜ってまいりましたよ!(^^)
と言うことでマレーシアでの記念すべき初ダイブはチェックダイブを兼ねてカパライ島の「ハウスリーフ」
水上コテージ内にあるダイブセンターの真ん前のビーチポイントで、みんなで桟橋からドボーンと飛び込み今回のカパライでのダイビングの始まり始まりでした。
ここはゴロタのスロープを下っていくとフラットな砂地になっていて砂地にはいたるところに沈船やログハウスが人工漁礁として沈められており、色んな生物の格好の棲家となっておりました。
ヨスジフエダイの群れに、彼らを狙うカスミアジ達。ツバメウオやコロダイ(西部太平洋型)、チョウチョウコショウダイの団体さんや、クエやクエの王様タマカイ、それにニシキフウライウオ、クダゴンベなどが棲家としておりました。
砂地には、あちこちにゴールドスペックジョーフィッシュが我々に愛嬌を振りまいていましたし、桟橋の下では、オイランヨウジ、ソリハシコモンエビ、ミカヅキコモンエビなどのマクロ系の生物にも会えて、メチャ中身の濃いチェックダイブになりました(^^)
2本目はカパライ島のボートポイント「フランボーリーフ」
カパライ島の北西側にあるポイントで、海の底は砂地と小ぢんまりしたサンゴ根や低い根が点在するところでありました。
ここでは、ハナヒゲウツボ、ゴールドスペックジョーフィッシュ、、カクレクマノミ、オイランヨウジ、バブルコーラルシュリンプ、アカフチリュウグウウミウシ、トサカリュウグウウミウシ、アオウミガメなどに会えましたよ(^^)