3本目は「魔王の宮殿」
ここも言わずと知れた宮古島を代表する地形のポイントであります。
壁にあいた横穴を入り、真っ暗な短いトンネルを通ると、薄暗いホールに出てきます。
そのホールには天穴が開いていてそこから太陽の光が差し込んでいます。
その奥には大きな椅子に魔王が座っているような妖しい雰囲気があるのでこういう名前が付きました。
今回もこの宮殿の妖しい光のカーテンにハタンポの群れが絡むように舞泳いだり、皆さんが交代で魔王の代わりに光のカーテンを浴びたりして、本当に妖しくそして美しかったですよ。
そしてその後その天穴からみんなで宮殿から脱出したのですが、下から見ているとブルーの穴に皆さんが次々と解けていくように消えていく様子は本当に圧巻でした(^^)
最終日の1本目は「Wアーチ」
この日は急に発生した台風14号の影響でうねりが大きくなったので伊良部島の
「Wアーチ」に潜りました。
名前の通り2つのアーチで有名なポイントであります。
その2つのアーチの間には短いU字型のトンネルがあます。
まずそのトンネルに入るとアカマツカサやハタンポがいっぱいいました。
カノコイセエビやアシブトイトアシガニ、ソリハシコモネビなどの甲殻類も多かったですよ。
トンネルから出て名物のアーチを下から眺めたのですが、やはり有名になるだけあって絵になりますよね。
みんなでいっぱい記念撮影してきました(^^)
2本目は宮古島まで戻って「狩俣下」です。
ここは、さっきとは一転して砂地とサンゴ根の毎度お馴染みTHE沖縄の世界です。
砂地ではガーデンイールがユーラユラ、小さなサンゴ根にはデバスズメダイやフタスジリュウキュウスズメダイの群れ。
大き目のサンゴ根にはこれまたお約束のスカシテンジクダイやキンメモドキの群れ、どこからとも無く現れたグルクンの大群、それを狙うユカタハタやハナミニカサゴ。
中層を舞うハナダイやスズメダイの仲間といつもの沖縄らしーい風景にいつもながらすっかり身も心も癒されてしまいました。
ラストダイブは「デベソT」
さぁラストダイブです。大きなサンゴ根のポイントでした。
こういうところは色んな環境が揃っているので、いろんな生物が住み着いています。
窪みにはツバメタナバタウオ、ウコンハネガイ、ベニハゼの仲間。
岩盤にはユキヤマウミウシ、シライトウミウシ、ムカデミノウミウシ。
サンゴの上にはデバスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイ、ナミスズメダイなどのスズメダイの仲間やセグロチョウチョウウオ、ゴマチョウチョウウオ、チョウハン、ミゾレチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間。それに沖縄の県魚グルクンの仲間達が次々に現れてくれました。
まるで我々のラストダイブに名残を惜しむように(^^)
本当にありがとうね〜!!v(^^)v
このように今回のT's AREA宮古島ツアーも宮古島らしい地形、THE沖縄の世界、素晴らしいサンゴ礁と、色んなポイントにバランスよく潜れて本当に楽しくそして無事終了しました。
勿論アフターダイブは、お気に入りの居酒屋「わん」でキャワモト二等兵と一緒に打ち上げで大いに盛り上がったのは言うまでもありません。
皆様おつかれっす!(^^)>