日中はポカポカ暖かく、朝夕は勿論クーラーもいらず一年中で一番気持ち良い季節になってきた今日この頃、メンバーの皆様いかがお過ごしでしょうか?
でも夏大好き人間の私にとっては、少し寂しい気がするのですが、でも海の中の真夏はこれからですからこちらの方はこれからがとっても楽しみですね。

それにしても今年は暑かったですね。先日気象庁は、世界の9月の陸上平均気温が平年を0.85℃上回り、統計の残っている1880年(明治13年)以降で最高だったと発表しました。そして世界の月平均気温は100年で0,4℃、日本では0,9℃も上昇しているらしいですよ。勿論水温の方も0,5℃前後上昇しているらしくて我々ダイバーにとっては嬉しい事なのですが、その事によってか昨今特に台風が多発しそして大型化してきたんじゃないかという説も言われだしました。確かに今年も台風が多かったですね。でも何年か前に台風が極端に少なかったた年がありましたが、そのときは水温が上がりすぎてサンゴが広範囲で死んでしまった事がありました。台風も適度に発生しなければこれまた環境のバランスが崩れるのですね。

今年もホンマええかげんにせえ!!と言うくらい台風が発生していますよね。それではこのへんで20個目の台風の中楽しんできた、「T’s AREA石垣島ツアー」報告にまいりましょうか。
出発前日に台風20号が発生しこれがチンタラチンタラ沖縄の西側を迷走したものですから今回ダイビングにはだいぶん影響が出ました。でもそのおかげで水陸ともに沖縄を楽しめたのでこれはこれでとっても楽しいツアーとなりました。
と言うわけで今回はどう気いよー楽しんできたたのかをここらでぼちぼち順番にリポートさせて頂きましょうかね。
T's通信 11月号
時は10/14、我々を乗せた全日空1719便が定刻通り石垣空港に着いて今回の石垣ツアーも始まりました。
とここまでは予定通りだったのですが、季節外れの台風20号が予想を反して沖縄方面を迷走していたものですからうねりが高く、ファーストダイブは台風の影響が少ない内湾のポイント「フロントMP」に潜りました。
海の中は台風の影響で透明度はいまいちでしたが水温も28℃と暖かくまだまだ夏の雰囲気の海をを楽しんできましたよ(^^)
ここは船着場から北に10分以内のすぐ近くのポイントです。
-5m前後の砂地にブイが設置されていてそこに皆集合して、さぁ!今回の石垣島ダイビングも始まりました。
砂地には小規模のサンゴの群生があちこちあり、まるで盆栽のようないい枝振りのサンゴがたくさんあって思わずいっぱい写真やビデオを撮ってしまいました。そしてそれらにはブルーがきれいなデバスズメやラインが鮮やかなミスジリュウキュウスズメダイなどがからんでとっても沖縄!でしたよ(^^)V
2日目は予想に反して台風20号のうねりと風が強くなってきたのでこの日は本当に残念でしたがダイビングを中止しました。
そうなったら仕方がない。すぐに気持ちを切り替えて石垣島観光に出かけました。
まずは島の最北端の平灯台です。高台の上に白い灯台が一本たってあり、その下には太平洋の大海原が豪快に広がっていました。風きつし!波高し!でこの風景を見たらこの日ダイビングが出来ない理由が納得できました。
その後は有名な「明石食堂」に行って有名なソーキソバを食べました。この食堂は11:00開店なのですが、少し早く行っておいた方がよいと聞いたので早めに行ってみたら店の前ですでに待っている方が結構いました。そして開店と同時に満員になりアッと言うまに行列が出来てしまいました。お味の方はさすがに美味しかったですよ。ソーキから絶妙なエキスがでて本当に絶品でした(^^)v
その後は川平湾観光に行ってから、みんなで陶芸にチャレンジしました。作品は勿論シーサー!最初ブロック状の粘土と見本のシーサーが置いてあるだけで、こんなん無理!と思っていたのですが、先生の言うとおり作っていくと、まるでお絵かき歌のようにみんなシーサーが出来上がっておりました。それぞれ本当に個性的なシーサーでしたよ(^^)
こうして一日みんなで気いよう遊んでいました(^^)>
最終日は、みんなで竹富島に船で渡って島内観光に繰り出しました。
石垣島から西へ約6kmの洋上に浮かぶ石垣島から最も近い、周囲9kmほどのこの小島は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている村落の風景は素晴らしいものでした。
まぶしいほどに敷き詰められた真っ白い砂の道、赤レンガ造りの昔ながらの民家にサンゴの石垣、そしてその屋根には瓦職人が作ってのせた個性的なシーサーが、そしてそれらと青い空とフク木の緑と色とりどりのハイビスカスやブーゲンビリアなどの花々とを重ね合わせた村落の風景は、本当に素晴らしかったです。
そしてその村落のサンゴの砂の白い道を三線の音色を聴きながら水牛車に乗ってまわったものですからもう大変!みんな立てないくらいグネグネに癒されてしまいましたよ。v(^^)v
このように今回のT's AREA石垣島ツアーも無事そして楽しく終了しました。

次回のビッグツアーは11/1〜11/6のマレ−シアのロッシュリーフ島です。今回参加できなかったメンバーの皆様も次回はぜひご一緒させて下さいね。きっと素晴らしい海での思い出が出来ますよ!(^^)>
2本目とラストダイブとなった3本目は、「米原Wリーフ、サンゴ畑」と「南西」に潜りました(^^)>
やっと外海のポイントに行けました。やはり透明度はいいですね。それにサンゴ礁も広範囲に群生し、熱帯魚もいっぱいで本当に沖縄に来た〜!って言う感じがしました。
ここはサンゴ礁あり、砂地あり、ガレバありのバランスの取れたポイントで、それぞれに適応した生物が住み着いておりました。
サンゴ礁では、テングカワハギのカップルやいっぱいのチョウチョウウオやスズメダイの仲間達や目がとっても綺麗なピンクのハダカハオコゼ。砂地ではクビアカハゼやヤマブキハゼなどのエビとの共生ハゼの仲間や、とってもチャーミングなハタタテハゼがあちこちに。そしてとっても美しいボディの柄のフリソデエビやミズタマサンゴを住家にするバブルコーラルシュリンプやナガレハナサンゴを住家にするニセアカホシカクレエビやナデシコカクレエビなどの甲殻類の仲間達や、コールマンウミウシやアカフチリュウグウウミウシなどのウミウシの仲間などの沖縄のアイドル達が我々のラストダイブが分かっているかのように勢ぞろいで出迎えてくれました(^^)
終わりよければすべてよし!本当に素晴らしく印象に残るラストダイブでしたよ!(^^)v
3日目は台風の影響も少なくなったので、1本目はもう一度「フロントMP」に潜りました。
みんなで船下に集合してから、今回はコースを少し変えてすぐ近くの流木に住み着いているナンヨウツバメウオのファミリーに会いに行きました。その後砂地のゆるいスロープを下って行って、ギンガハゼなどのハゼの仲間達探しを楽しんだ後、浅場に帰って枝振りのよいサンゴ礁とトロピカルフィッシュ達に囲まれて一日ぶりの南の海の感触を楽しみました。
枝サンゴにとまっていたアカメハゼやニモチャンことカクレクマノミなどがとっても可愛かったですよ(^^)v
と言うわけで今回のT's AREA宮古島ツアーも無事そして楽しく終了しました(^^)
次回のビッグツアーは10/14〜10/17の沖縄の石垣島、そして11/1〜11/6のマレーシアのロッシュリーフです。
今回参加できなかった方は次回は是非一緒に行きたいですね。きっと素晴らしい思い出が出来ますよ!v(^^)v

そして我々のホームゲレンデ南紀や四国も忘れちゃあ困る!
水温も透明度も魚影も最高のこれからのベストシーズン!堪能して頂きますよ〜!(^-^)V