先日の7/18、気象庁は近畿地方の梅雨明けを発表しました。その後は太平洋高気圧に覆われ、気温もぐんぐん上昇して連日の夏日が続く今日この頃メンバーの皆様、いかがお過ごしですか?
ウエットスーツが本当に気持ち良い季節になりました。ボートからドボーンとエントリーしたときの気持ちが良いのなんのって、これもダイバーの特権ですよね。さあこれから夏本番ですよ(^^)v夏のお天道さんと青い海に身を任せに行こうではありませんか!嫌な事も何もかも忘れて真っ白い灰になりますよ。
それではここらで一足先に夏して来た「T's AREA沖縄、西表島ツアー」報告にまいりましょうか!
今年の西表島もお天気は最高で、真夏の沖縄を堪能しながら今回も10ダイブとよー潜りましたわ(^^)
ではどんなところに潜ってきたのかここいらでぼちぼち報告していきましょか!(^^)>
西表島でのファーストダイブは今年も島の北側にある「ミッドフィールド」に潜りました。
ここはサンゴ礁ありのクレバスやトンネルありの砂地ありので一粒で何度も美味しいポイントであります。水深も最大でも15mと浅いので皆でのーんびりゆーっくり美しいサンゴの上をトロピカルフィッシュになった気分で泳いだり、洞窟から見えるブルーの穴の美しさに固唾を飲み、クレバスを遊覧飛行したりして、久々の西表の海を皆で楽しみました。長旅の疲れもここの海にかかっちゃあいちころです。すっかり癒されましたよ(^^)V
2日目1本目は「バラス島の東」
ここは-5mの棚から-20mまでのショートドロップオフ(きついスロープ状の壁)が続くポイントでその壁はハナゴイやグルクン(タカサゴの仲間)達、そしてアカネハナゴイとサンゴのハーモニーがとっても見事なポイントで本当に気持ちよかったですよ(^^)
ウミウシの仲間も結構いてユキヤマウミウシや僕の大好きなミゾレウミウシ等が我々の格好の被写体になってくれました。
今度はバラス島の北側に潜りました。
ここも浅いところはサンゴ礁とアカネハナゴイが本当にきれいでした。少し深場に行くと今度はカスミチョウチョウウオやハナゴイやウメイロモドキの大群に囲まれて沖縄に来たんやなぁと実感できるとっても幸せな瞬間でありました(^^)
最後はアンカー下のガレバでウメちゃんがキンチャクガニを見つけてくれたので、皆でこの可愛いアイドルと記念撮影をして上がりました(^^)>
3本目は「トカキンソネ」
沖縄の方言でトカキンとはイソマグロ、ソネは根のことで合体するとイソマグロの根という意味になります。
流れはほどほどにあったのでドリフトダイビングを楽しみました。エントリーしてある根のトップに全員集合してから楽チンドリフトダイブの始まりです。
ここちよい流れに乗って行くとまずカスミチョウチョウウオやハナゴイや、サザナミトサカハギの大きな群れが迎えてくれました。
そうしているうちにトカキン(イソマグロ)がどどーん!と打ち合わせどおり?登場です。本当にイソマグロはいつ見てもジェット戦闘機のようにシャープでカッコいいですね。
そして時には、根につかまって根付きの魚(ゴンベちゃんの仲間やサンゴの間に住んでいるダンゴオコゼ)と遊んだりしながら楽チンドリフトダイブを楽しみました(^^)v
2日目の1本目は網取湾の「網取浅場」
潜行していくとまっ白い砂地にサンゴ根が点在するTHE沖縄の世界です。
スカシテンジクダイやキンメモドキがサンゴ根の上をまるで夜空の銀河のように覆い、きらきら光って見えてとても美しかったです。彼らに色を添えるようにカシワハナダイやケラマハナダイ、キンギョハナダイ、そして黄色が鮮やかなヨスジフエダイなどいつものメンバーが揃った時にはまたまた沖縄に来たぞー!という気分になってしまいました。
その後砂地に移動するとガーデンイール(チンアナゴ)や少し長めのアキアナゴなどが元気一杯にニョロニョロ。それとヒメオニカサゴという珍客にも会えました。最後は浅場のサンゴ礁で熱帯魚たちと安全停止をして浮上しました。とっても幸せでした(^^)
このようにして、今年の「T's AREA西表島ツアー」も無事そして楽しく終了しました(^^)今回もホットマングロ−ブのウメちゃんこと池澤さんはじめスタッフの方々、民宿うえはら館のスタッフの方々、そして何よりも今回参加して頂いたメンバーの皆さんのおかげで私とT's
AREAにまた一つ素晴らしい海の思い出が出来ました!
本当に有難うございましたm(==)m
次回のビッグツアーは9/22〜9/26の沖縄の宮古島です。今回残念ながら参加できなかったメンバーの方々も次回はぜひご一緒させて下さいね!きっといつまでも心に残る素晴らしい思い出が出来ますよ(^^)V
そして、近場の海も忘れちゃあ困る。これから夏は太平洋側の南紀や四国はもちろん、日本海側などいろんな個性的な海が待ってますので、こちらの方も感動の瞬間を求めて一緒に繰り出そうではありませんか!(^^)>
船浦港のすぐ近くにある「船浦マンダリン」。マンダリンの名前の通りニシキテグリが多いポイントで今回潜ったメンバー全員見たり写真を撮ったり出来ました。
本当にニシキテグリは可愛いですね。そしてまた自分で探すのが面白いこと!ええ大人が1時間近くユビエダハマサンゴにへばりくっついていました。その時の様子は私がビデオにおさめていますのでぜひまたショップに見に来て下さい。本当に笑いますよ(^^)
その他はツツミドリイシ(細い枝サンゴ)にイチモンジコバンハゼの幼魚やアカメハゼ、パラオクサビライシにヒメイソギンチャクエビなどのマクロ達と遊んでもらって、皆で気ぃよーくラストダイブを堪能しました(^^)>
まるでプリンのような台がここ「ハナゴイの根」で、まわりは結構勾配のきついサンゴと砂地のスロープになっておりました。
まずそのスロープを下って行くと-35m付近にオキナワサンゴアマダイの美しいカップルが怪しげにホバーリングしていました。
この辺はベラの仲間も多くピンクフラッシャー、ツキノワイトヒキベラなどがハーレムをつくっていました。
-30m付近にはこれまた珍しいアカネハゼが、‐20m付近ではサロンパスフィッシュことスミレナガハナダイがビックリ眼でこちらを向いておりました。
プリンの台の上ではポイントの名前の通りアカネハナゴイとサンゴがとっても美しかったですよ。彼らにうっとりしてボーっと見ているとそのサンゴの上にハダカハオコゼが2匹(黄色と肌色)ゆらゆらしておりまして、それがまたとっても癒しの世界でありました(^^)気持ちよかったですよ〜(〜〜)
「網取トウアカポイント」西表島西側の網取湾沖のこのポイントは緩やかなサンゴの斜面を下って行くと砂地の緩やかなスロープに変わります。
そしてこのスロープをゆっくり下っていくとイボハタゴイソギンチャクにトウアカクマノミのペアーが卵をせっせと世話をしていました。どこの世界も親の子を思う気持ちは一緒なのですね。
そしてよく見てみるとアカホシカクレエビの親戚のホンカクレエビの一種やカニの親戚のコホシカニダマシもこのイソギンチャクに住んでいました。ここは砂漠の中のオアシスのような存在なのですね。
最後は浅場のサンゴ礁で安全停止を兼ねて皆で遊んでいたのですが、ここのサンゴもいろんな種類が群生していてとってもきれいでしたよ。本当に沖縄らしい素晴らしいサンゴ礁でした(^^)V
今や全国的に有名になった我等が「舟浮ティーズエリア」
やっぱりここは面白いですね(^^)マングローブの河口に位置するため独特の生態系を形成しているのでそこに住んでいる生物もとってもユニークです。
海の中はー7〜8m位までが砂地でそこからサンゴのゆるい斜面になっております。
砂地には日本では珍しいギンガハゼの茶色と黄色の2種類が、浅いところには海草のアマモmの仲間が生い茂りその間にヘコアユやマンジュウイシモチの幼魚などが、‐7〜8mの砂地の際に群生しているユビエダハマサンゴの上にはこれも日本では珍しいネオンテンジクダイやイトヒキテンジクダイ、クロオビアトヒキテンジクダイなどがぎっしりで本当に見ているだけで心が癒されて行くのが分かりました。とっても幸せなひとときでしたよ(^^)
「ハリケーン」ここはトンネルあり、洞窟あり、クレバスあり、水路ありの地形がとっても面白いところでありました(^^)
いつもながら洞窟やトンネルの天井の穴から差し込む光のカーテンや、抜け出るときの真っ青な穴がとっても綺麗で幻想的でしたよ。
穴を出たあとは、リーフで色んなサンゴや熱帯魚と一緒に遊びました。特にサンゴではまるでキャベツのようなキッカサンゴの群生が見事でした。
(英名ではキャベッジコーラル、和名は菊花珊瑚。菊の花と言うよりやはりキャベツかな?この件英名の勝ち!)