春の代名詞、桜の花も散り、段々夏のお日さんの香りがしてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?
代わりに春〜初夏を彩る花木の代表花、ツツジが只今満開であります。車道と歩道の境によく植えられているツツジは花が咲いていないと存在感が薄いのですが、この花盛りの時期になると花のベルトが敷かれたように俄然目立つようになり、本当に華やかで鮮やかで美しいですよね。それにその蜜の甘い香りとお日さんの日差しがこれまた夏の雰囲気をかもし出すんですよね。

それではここらで先日初夏の海をメチャ楽しんできた紀伊大島&串本ツアー報告にまいりましょうか(^^)
今回は紀伊大島&串本の一粒で二度美味しいツアーに行ってまいりました。
やはり本州最南端「ここ〜は串本♪向かいは大〜島♪」お天気もよかったし本当に一足先に夏してきました。
それに海もめちゃ穏やかでこれまたとっても気持ちが良かったですよ。(^^)v
T's通信 3月号
まず初日1本目は紀伊大島の須江の「ナギザキ」に潜りました。
今回はPADIナチュラリストの講習をやりながらのファンダイブだったので、1本目のテーマの色んな水中生物を見つけながらの楽しいダイビングになりました(^^)
ハナゴンベ、サクラダイや、カシワハナダイ、ケラマハナダイなどのハナダイの仲間達。それにキサンゴカクレエビ、そして中層に大群でホバーリングしていたネンブツダイとクロホシイシモチ、そして根のトップには太陽の光をいっぱい浴びたキンギョハナダイの群れがとってもきれいでしたよ。
2本目も「ナギザキ」に潜りました(^^)>
PADIナチュラリストの2本目のテーマの共生している生物を探そう!と今度は北側の砂地にみんなで下りていきました。
するといましたいました。ピンクのスナイソギンチャクに共生しているオドリカクレエビとドフライニアシュリンプやムチカラマツに共生しているイボイソバナガニなどをみんなで見つけました。本当に彼ら共生している生物達はきれいですしかわゆいですよね(^^)
それから左回りに根をまわっていってオシャレハナダイの美しいボディをじっくり見せてもらってパチパチ撮ってからみんなで満足顔で仲良く帰りました。(^^)>
アフターダイビングは温泉にユーックリつかって、串本名物「橋杭岩」を観光してから常宿のオレンジハウスに帰って、奥さん自慢の美味しいイノブタ鍋とクエの煮物と新鮮なお刺身を相手にビールで乾杯〜!いつもながら本当に生きててよかった〜!と思える瞬間でありました(^^)>
2日目は潮岬の西側の串本に潜りました(^^)> 1本目は「グラスワールド」。
ほぼフラットな海底にサンゴ礁ありの砂地や砂だまり有りのあちこち小ぢんまりした根がありので色んな生物の恰好の住みかになっています。
只今アオリイカの産卵床(木を束ねた物)を沈めていてあわよくば産卵シーンに遭遇できると言うことだったのでみんなで行って見ました。でも残念ながら遭遇できませんでしたが卵はすでにしっかり産み付けられておりました。
その後は東側の根のところでピカチュウことウデフリツノザヤウミウシやキサンゴカクレエビやジョーフィッシュやソリハシコモネビなどのアイドル達と遊んでもらって上がりました(^^)>
2本目は「住崎」ここもグラスワールドの近くの潮崎のすぐ西側のポイントで、大小の根が点在する、昔から有名な串本を代表する人気ポイントであります。
メインの根ではヨスジフエダイ、アオスジテンジクダイ、イットウダイ、アカマツカサ、アマミスズメダイの群れやアブラヤッコ、レンテンヤッコ、タテジマキンチャクダイなどの南方の仲間達に出会いました。
そして少し離れた小さい根にはオオモンイザリウオの1.5cmくらいの赤ちゃんがいました。オレンジ色でとっても可愛い子でしたよ(^^)
そしてここでもアオリイカの産卵床が据え付けられてあるのでみんなで行ってみました。ここでも卵が産み付けられておりました。立派なイカになるんやで〜!
と言う事で今回は潮崎の東側と西側を潜ったのですが、生物層や環境が全然違うので本当に面白かったですよ。まさに一粒で二度美味しいツアーになりました。

このように我々のホームゲレンデの南紀や四国の太平洋側は晴れた日にゃあもう夏の雰囲気です。それにこちらは潮とお日さんのええ香りですよ。
ぜひ近々この開放感あふれる母なる海へ一緒に繰り出そうではありませんか!
深呼吸するだけでも心洗われる気分ですよ。(^^)>