今回は数あるモルディブのリゾートの中からビヤドゥと言うところに行ってまいりました。ここのハウスリーフは昔からとっても有名で、ファーストダイブはチェックダイブを兼ねてこのハウスリーフを潜りました。歩いて一周すると約15分くらいの小さいこの島はサンゴ礁、ドロップオフ、洞窟、砂地と我々ダイバーにとって本当に良いロケーションを持っています。エントリーエキジット用のパッセージが7つあり、今回のファーストダイブはNO.6からNO.5にユーッタリ流しました。入った瞬間、インド洋の固有種たちが出迎えてくれて、あーモルディブに来たんやな〜!とみんなで気持ちよくそしてのーんびり、まーったりと潜れたので長旅の疲れもすぐにどこかにすっ飛んで行ってしまいました(^^)
美味しいビュッフェスタイルのお昼ご飯を食べた後2本目はモルディブのダイビングボート「ドーニー」で「Maa Fushi Out」へ。ここでは長ーく続くリーフをユーッタリとした流れに流されながらのモルディブらしいドリフトダイビングを楽しめました。ここでもインド洋の固有種ブラックピラミッドバタフライフィッシュ、エバンスアンティアス、パウダーブルーサージョンフィッシュ、コラーレバタフライフィッシュのお出迎えから始まり、モルディブらしいヨスジフエダイやホソフエダイ、ヒメフエダイの大きな群れを見ると、モルディブやなぁ〜!ナポレオンやタイマイ(カメ)もしれーっと通って行きました。
3本目はハウスリーフ「NO.5〜NO.6」。今度は5〜6にノ〜ンビリ流しました。午前中は固有種たちとチェックダイブでしたが、夕方はちょこっと小物系も探してみようかなぁなんてその気になって見てみるとマクロ系も沢山いましてソリハシコモンエビやベンテンコモンエビ、太平洋側にはいないオイランヨウジの親戚のメニーバンズパイプフィッシュ、オトヒメウミウシ、シラナミイロウミウシの親戚などが見れました。イシガキカエルウオ、フタイロカエルウオハナダイギンポなどのオトボケ顔系もいっぱいいてとっても可愛かったですよ。
今年も残すところあと1ヶ月あまりと押し迫ってまいりましたが、メンバーの皆様いかがお過ごしでしょうか?

先日の新聞に本年度の「現代の名工」150名が載っていました。これは毎年厚生労働省が伝統工芸から先端技術までの幅広い分野で卓越した技能を持つ方々を選んで発表しているものです。

最高齢者は石川県の「能州つむぎ」の織布工、上嶋洋さん80歳、最年少は神戸製鋼でゴルフクラブ用チタン合金の量産技術を確立した大西守さん46歳と言う方たちで平均年齢は62.5歳だったそうです。
もちろんその中にはアテネ五輪女子マラソンの金メダリスト野口みずき選手のシューズを作ったアシックスの三村仁司さん(56歳)も含まれておりました。やはり一度技術をおぼえたものは一生ものですよね。
ダイビングも同じで一度体でおぼえたものですからこれも一生ものですよ(^^)

今年も残すところあと1ヶ月ほどになりましたが、これからも(一生?)皆様と一緒に色んな海に繰り出すつもりですので2005年もどうぞ宜しくお願いしますm(==)m

それではこの辺で最近行ってきたインド洋の宝石、「T’s AREAモルディブツアー」報告にまいりましょうか。
今回は11/18〜11/22と少しショートの日程で行って参りました(^^)>
しかし!皆様ご存知のようにこんな短い日程でも元以上にとるT’sの面々です。
11/18は伊丹から成田、成田からマーレ、マーレから船でリゾートへと一日中移動で皆様少々疲れ気味に見えたのですが(僕は内心これくらいで丁度ええくらいと思っていたのですが)なんのなんの!次の日から元気一杯に復活していていきなり3本を皮切りにしっかり6ダイブ&スノーケリング三昧と今回もよう遊んできましたわ。
それではぼちぼち順番にリポートしていきましょうかね0(^^)0
T's通信 12月号
そして、その晩は川口さんの100ダイブ達成祝いとツアー最後の晩餐も重なって盛り上がらないわけがありません。ダイビングが終わってまず器材を洗ってから部屋のバルコニーに干した後、ビーチバーに集合してビールでお疲れ様〜!!最高の瞬間でありました。それからレストランに場所を変えて飲み直しです。まずビールで乾杯した後ディナーが出てきて川口さんのお祝いのケーキが出てきてまた乾ー杯!いつしかビールからワインに変わっていつもの無礼講の楽しい宴会になって行きました。
最後の日は夕方3:00のチェックアウトだったので、皆でハウスリーフをスノーケリングで楽しみました。最初はNO.6〜5あたりを楽しんで、少し休憩してから今度はNO.5〜3まで皆でピクニックのようなスノーケリングを楽しみました。いっぱいの海の中のモルディビアンに会えたのは言うまでもありません。あまりにも楽しかったので、時間を忘れて終わってみれば12:00前でした。右の写真はその時にいっぱいいたギンガメアジの群れです。
というわけで、今回の「T's AREAモルディブツアー」も無事終了いたしました。
今回もモルディブのダイビングサービス、ダイビングワールドのカオリータさんはじめスタッフの方々のおかげで、そして何より今回参加して下さったメンバーの皆様のおかげで今回もT's AREAと私にまた一つかけがえのない素晴らしい海での思い出が出来ました。本当にありがとうございましたm(−−)m

次回のビッグツアーはもうすぐ決定いたしますので大変申し訳ありませんがもうしばらくお待ちくださいませm(==)m 今回残念ながら参加できなかったメンバーの皆様、次回はぜひご一緒させて下さいね。きっと素晴らしい思い出が出来ますよ(^^)まちがいない!
そして我々のホームゲレンデもわすれちゃ困ります。南紀や四国もこれからベストシーズンですからぜひこちらの方もご一緒させて下さいね〜!(^^)>
ラストダイブはドーニーで「Cocoa Out」ドーニーから真っ青な海にジャイアントで飛び込むといっぱいのアカモンガラ達があのユニークな泳ぎで我々に向かって飛んできました。何かの予感を感じながらちょうどええ感じの流れにドリフトしているとリーフの上を大きなマダラトビエイが、中層をヒメイトマキエイが、ナポレオンが、そして前方から大きなイソマグロがドドーンと登場してくれました。やはり彼らはカッコいいですね。もちろんインド洋固有種達も順番に我々に挨拶してくれました。そして最後はタカサゴやクマザサハナムロなどのグルクンの仲間と少し長めの安全停止をしながらなごりを惜しんで皆で浮上しました。
2本目はドーニーで「Graidhoo Faru」このダイビングで今回の参加メンバーの川口和子さんがちょうど100本目のダイビングになりました。本当におめでとうございました!!それもダイバー憧れのモルディブの海で!この幸せ者〜!!(^^)水中で皆でお祝いをしたのは言うまでもありません。モルディブの海の愉快な仲間達も黙っておりません。大きなマダラトビエイが上空を3枚(中層や下層にもあちこちに)、タイマイ、ホワイトチップにこげ茶のハダカハオコゼ、最後はイーッパイのキンギョハナダイが祝ってくれました(^^)
2日目1本目は有志で早朝ハウスリーフを潜りました。AM5:40にショップに集合した時は薄暗いし眠たいし少しめげそうになったのですが、準備をしているうちに明るくなってきて段々気合が入ってきて、さあ潜るで!AM6:00には海の中でした。朝一番は透明度もよいし、魚たちも寝ぼけ眼でとっても可愛いし、朝日が海に中に差し込んできてきれいやしやはり気持ちがよいですね。今回は最初少し深場のハゼ狙いをしてみました。右の写真は-30mにいたヤノダテハゼの親戚とでも申しましょうか本当にきれいなハゼでした。それから深度を上げながら前日のハナダイギンポやベンテンコモンエビなどの甲殻類やオトメウミウシなどのウミウシの仲間と一緒に遊んで上がってきました。