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2008年 3/18火〜23日 タイのシミラン&スリンクルーズに行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 3/19水
@ボン島 ウエストリッジ
Aボン島 ノース
Bタチャイ島 ツインピークス
Cスリン諸島 トリンラ島リーフ
天気:  晴れ 気温: 26〜33℃
水温: 28〜30℃ 透明度: 15〜20m 波高: 0.0m
今年は、タイのシミラン諸島&スリン諸島クルーズに行ってまいりました(^^)>

時は3/18火。関西空港にAm9:00頃に集合してさぁ行くぞ!とみんなで日本を出発して、バンコク経由でプーケットに入り、今回の我々のクルーズ船オレンジブルー号に着いたのはPM10:00過ぎでした。

船に乗り込んでスタッフから船の説明を聞いて、とり合えず各自の船室に荷物をほり込んでから、早速リビングでお疲れさんの乾杯〜!です。

明日からどんな魚に会えるのかな?ジンベイは出るかな?などみんなでシンハービール片手に期待いっぱいでお話しているうちにいつの間にか長旅の疲れもすっかりどこかにすっ飛んで行ってしまいました。

明日からええ海見れますようにとみんなで願いながら今日のところはこれくらいにしといたろ。と早めに床に着きました(^^)

朝起きてみると船は、スミラン諸島とスリン諸島との間に位置するボン島に到着していました。

何と言う清々しい朝でしょう。ベタ凪の水平線に朝日とボン島とわれわれのクルーズ船。とっても素敵でしたよ(^^)

こう言うクルーズツアーならではのその海を独占したようなロケーションの中で、われわれのテンションもがどんどん上がって行き、潜りも潜ったりで合計12本も潜ってまいりましたよ!(^^)


と言うことでタイでの記念すべき初ダイブはチェックダイブを兼ねてボン島「ウエスト リッジ」

ボン島の南側のコーナーのドロップオフのポイントでした。その壁を下っていくとアケボノハゼがあちこちいたのにはびっくりしました。(インド洋のやつのボディは白いところが黄色いのです)

中層ではアミメフエダイ、イエローバックフュージュラー(ウメイロモドキのインド洋型)やクマザサハナムロの大群が川の流れのように登場です。そして彼らを食ってやろうとカスミアジやロウニンアジの編隊がしきりに突っ込んでおりました。

根のトップ近くでは、イヤースポットブレニーやインディアンダッシュラス(フタスジリュウキュウスズメダイのインド洋型)などが我々の初ダイブを歓迎してくれましたよ(^^)v


2本目はボン島「ノース」

ここは、なだらかなサンゴのリーフが続く癒しのポイントで、サンゴの上や間にアレンズダムゼル(インド洋のソラスズメダイ)、インデアンハーフクロミス(シコクスズメダイみたいなやつ)やインディアンダッシュラス、ネッタイスズメダイなどのスズメダイの仲間達や、キンセンフエダイも群れがとってもええ感じでした。

彼らにうっとりしていると、今度はマンタの登場です。それにしても大きかったなぁ!石垣島でみるやつの1,5倍くらいありそうで本当に迫力がありました。こいつは初日から縁起がいいなぁ!とみんな満足顔で浮上しました。


3本目はタチャイ島まで移動して「ツインピークス」

ここは比較的小ぢんまりした平坦な根があるところでした。

流れの上手にみんなで泳いでいくと、トラフザメがお昼寝していました。われわれが近づいても全然逃げなかったので、みんな好きなアングルでパチパチしまくりました。
正面からみるとウーパールーパー見たいな顔で本当に可愛かったですよ。

中層では相変わらずイエローバックフュージュラーやクマザサハナムロなどのグルクンの仲間、カスミアジ、ロウニンアジが次々とわれわれの目の前を通り過ぎていきました。


4本目は、スリン諸島まで北上して「トリンラ島」にナイトダイビングです。

船の真下の浅いサンゴ礁に潜ったのですが、面白かったのはあちこちでコクテンフグがサンゴの上に乗っかって寝ているのです。
なんともいえないひょうきんなおやじ顔がメチャ可愛かったですよ。

サンゴの間には、昼間はほとんど見られなかった色んなサンゴモエビの仲間がいました。ライトを当てると彼らの目が光るのですぐに分かります。
ちかくでみると彼らは本当に美しいですね。
そうそう大きなオオアカヒズメガニも潜んでいましたよ。

そして色んなチョウチョウウオやテンジクダイやブダイやグルクンの仲間達が目を開けたまま、体色を変えて寝ていました。

そういうところが、ナイトダイビングの面白いところですよね。
同じステージで、ごろっと役者さんが代わるような、昼間とまた違ったダイビングをみんなで楽しみましたよ。

クルーズ船で乾杯〜!(^^)
皆様長旅ご苦労様でした!
明日からはガンガン潜るデ!


ウエストリッジ


インディアンダッシュラス


マンタ登場!それにしても大きかったなぁ!


マンタとOYさん


ツインピークス


メチャおとなしかったトラフザメ


サンゴの上で寝ていたヨゴレフグ


ゆで蟹のような真っ赤で大きなオオアカヒズメガニ

ポイント:3/20木
@スリン諸島 トリンラ島ビーチABC
スリン諸島 リチェリューロック
天気:  晴れ 気温: 27〜33℃
水温: 30℃ 透明度: 20〜30m 波高: 0.0m
2日目1本目は、前日のナイトと同じ「トリンラ島」に潜りました。

サンゴとゴロタのスロープが-20mくらいまで続きその後は砂地が広がるところでありました。

ゴロタとサンゴのスロープでは、アデヤッコ、ワヌケヤッコ、エイブルエンジェルフィッシュなどのキンチャクダイの仲間、パウダーブルーサージョンフィッシュ(ハギの仲間)やコラーレバタフライフィッシュ、アンマダンバタフライフィッシュなどのチョウチョウウオの仲間など色取り取りの熱帯魚に囲まれました。

砂地では、あちこちにメタリックシュリンプゴビーがいて、みなさんマイメタリックを見つけてパチパチしていましたよ。

その他にもオトメハゼのインド版のブラックチンスリーパーゴビーや名前が付いていないイトヒキハゼの仲間もいっぱいいてハゼ天国の砂地でありました。

それからサンゴのスロープに帰るとアカククリが大きな群れをつくっていて見応えありましたよ。


美味しい朝ご飯を食べた後、コックリコックリ舟を漕いでいるうちに次の目的地のスリン諸島に着いていました。


と言うことで2本目3本目4本目はスリン諸島「リチェリューロック」に潜りました。

この「リチュリーロック」はジンベイザメの遭遇率が高い今回のクルーズでのメインのダイビングスポットです。

さすがにここはダイバーの憧れのところだけあって、世界中のダイバーが集まっておりました。

根自体は比較的小ぢんまりした根ですが、色んな生物が生息していました。

まず根を下っていくとソフトコーラルに大小のタイガーテールシーホース(タツノオトシゴ)が絡んでいました。
すぐ横の窪みにはアカオビハナダイが美しかったですよ。

イソギンチャクにはスカンクアネモネフィッシュ(セジロクマノミのインド洋版)、そして名前の通りトマトのような燃えるように紅いトマトアネモネフィッシュが可愛かったです。

根にはカラフルなソフトコーラルがぎっしりでそれらにキンギョハナダイやソラスズメダイの群れが絡んでとっても美しかったです。

そのキンギョハナダイに紛れてハナダイギンポがひらひら泳いだり穴に入ったりしていました。穴から顔を出しているときの彼の正面顔はメチャ可愛かったですよ。

ハナダイギンポの根の下ではインドケヤリムシにニシキフウライウオが上手に擬態していました。

甲殻類も多くフリソデエビがガツガツヒトデを食べていたり、根の亀裂では人懐っこいクリアークリーナーシュリンプやアカシマシラヒゲエビが僕の指をクリーニングしてくれました。

中層では、今回はジンベイザメは残念ながら登場してくれなかったのですが、それでもイエローダッシュフュージュラーやイエローバックフュージュラーの川の流れのような大群、
そして当然彼らを狙うヒラマサやマテアジ、ロウニンアジ、カスミアジ、マブタシマアジの群れがお約束通りの登場し、
最後はイエローフィンバラクーダーの大きな群れの仲間に入れてもらって、しばしの間一緒に泳げたりで大満足でしたよ(^^)v

トリンラ島


アカククリの群れ


インド洋固有のパウダーブルーサージョンフィッシュ


インド洋固有のアンマダンバタフライフィッシュ


リチェリューロック


タイガーテールシーホース


タイガーテールシーホース


アカオビハナダイ


トマトアネモネフィッシュ


ハナダイギンポ


フリソデエビ


クリアークリーナーシュリンプを周りに引き連れたニシキフウライウオ


いっ〜ぱいの回遊魚たち


一緒に泳いだブラックフィンバラクーダーの群れ


ポイント: 3/21金
@ボン島 ノース
Aボン島 ノース
BシミランNO.9スリーツリー
CシミランNO.8ビーコンリーフ
天気:  晴れ 気温: 27〜33℃
水温: 30℃ 透明度: 20m 波高: 0.0〜0.5m
3日目1本目2本目はボン島「ノース」

初日マンタを見れたので、味をしめてもう一度マンタ狙いで入りました。

1本目は残念ながら外したのですが、、2本目の中頃あたりでマンタの登場でした。
やっぱりマンタは何度みてもカッコいいですね!お供のスギを引き連れて悠然と我々の前を横切って行きました。

そしてここはサンゴ礁ありの砂地ありのガレ場ありのと色んな環境が揃っているのでここも色んな生物が生息しておりました。

砂地やガレ場、岩場にはクビアカハゼやハタタテハゼ(こちらでは意外とレアらしいです)、ベニハゼの仲間やネオンワームゴビー、アンマダンドティーバック(メギス)、そしてツユベラやトカラベラの幼魚などが見られました。

サンゴ礁では、コラーレバタフライフィッシュ、アンマダンバタフライフィッシュ、エイブルエンジェルフィッシュ、ワヌケヤッコなどのきれいどころが我々の目の前を優雅に泳いでくれました。

みんなで船に上がって美味しいお昼ご飯を食べているうちに我々を乗せたクルーズ船は、シミラン諸島に船首を向けて静かに走り出しました。


3本目は、シミラン諸島「NO.9スリーツリー」
4本目は、シミラン諸島「NO.8ビーコンリーフ」

両ポイント共に素晴らしいサンゴ礁にサンゴのスロープ、その下は砂地が広がる、ここも色んな生物がいましたよ。

「NO.9」では先ず砂地の超シャイなアンマダンジョーウィッシュ
と、メチャ人馴れしてたオーロラシュリンプゴビー(日本のヤノダテハゼみたい)に挨拶してから、みんなでサンゴのスロープを上って行きました。

サンゴ礁ではデバスズメダイ、アンマダンダムゼル、インディアンダッシュラス、ネッタイスズメダイ、ヤマブキスズメダイなどが群れていてとってもきれいでした。

イソギンチャクにはスカンクアネモネフィッシュやカクレクマノミがチョロチョロし、インディアンバカボンドバタフライフィッシュ(フウライチョウチョウウオみたい)やコラーレバタフライフィッシュ、ハナグロチョウチョウウオ(インド洋型)などがサンゴをツンツンいました。

中層では、ブラックフィンバラクーダーの群れやウミガメ(タイマイ)がどこからともなくやって来たり、水面近くを銀色の大きなサバヒーが群れで通っていったりと、心の底から癒されましたよ。

さぁラストダイブと「NO.8」
先ずは最後のダイビングだったので、みんなで水中記念撮影会をやりました。

それからはアンマダン海のインド人の魚たちを一匹一匹握手をするが如く、目に焼き付けたり、記念写真を撮ってあげたりして、後ろ髪を引かれる思いで、みんなで浮上しました。

お疲れ様でした〜!!みんな本当に見も心もグネグネに癒されてしまいましたとさ(^^)v

ベニハゼの仲間


コラーレバタフライフィッシュ


再びマンタ登場!


シミラン諸島 NO.9


シミラン諸島 NO.8


サンゴの上にデバスズメダイの群れ


インド洋のハナグロチョウチョウウオ


カクレクマノミ


スカンクアネモネフィッシュ


ガイドのエビちゃんが書いてくれたサバヒー


お疲れ様でした〜!(^^)


我々とクルーズ船

ポイント:番外編
3/21金 バランスロック
3/22土 カオラック 
天気:  晴れ 気温: 30〜33℃
水温:  透明度:  波高: 
3/21金の3本潜った後にゴムボートで「ドナルドダックベイ」に上陸し、名物の「バランスロック」にみんなで登ってみました。

岩と岩の間に作られた結構険しい歩道を10分近く歩いたり登ったりするとバランスロックにたどり着きました。

上からの景色は絶景で眼下のドナルドダックベイに浮かぶ我々のクルーズ船がまるで映画のワンシーンのようで本当に素敵でした(^^)


3/22土はクルーズ船の美味しい朝ご飯とお昼ご飯を頂き、お昼過ぎにみんなで下船しました。

その後はプーケット空港発の我々の飛行機の時間に余裕があったので、今回お世話になった「e-dive」さんのショップ(カオラックにあります)に遊びに行きました。

ショップに着くと早速荷物を預かってもらって、みんなクモの子を散らすようにカオラックの街中に消えていきました。

あるものは、タイ式マッサージへ、あるものはショッピングへ、そしてあるものは「e-dive」の近くの美味しいイタリアンでお昼間からかんぱ〜い!へ(^^)

今回も相変わらず貧乏性・・いやアクティブなT’s AREAの愉快な仲間達の珍道中もこのように無事そしてメチャ楽しく終了しました!
皆様本当にお疲れ様でした!(^^)社会復帰できるかしら?

ドナルドダックベイ上陸作戦


バランスロック


バランスロック


バランスロック


ドナルドダックベイ



今回の参加者の皆様です。
本当にお疲れ様でした!(^^)


下船


eダイブ


カオラックの街中


カオラックの街中


カオラックの街中


カオラックの街中